あけましておめでとうございます。
皆さまは良いお正月を過ごされましたでしょうか?
私は年末の忙しさから解放されたお正月に、溜まりに溜まった未整理の楽譜をなんとかするぞ~‼と意気込んでいたのですが…しかし。お正月というのもそれなりにやることが多く、(おせちを食べたり初詣に行ったり寝坊したり)「楽譜の前にまずは部屋の片付けでしょう」ということになり、ほぼそれだけで三が日は過ぎ去ってしまったのでした…
演奏の仕事の楽譜、生徒さんの教材、自分の日常的な練習課題はもちろん、買い込んだまま山積みになっている楽譜たちに囲まれ、限られた楽譜棚を前にボーゼンです。
最近は電子書籍をなるべく選ぶようにして本のスペースは節約しているのですが、やはり楽譜になると電子ではなく紙の楽譜を買いたくなってしまうのです。電子版を購入しても、結局プリントしないと使いにくいというのもあります。書き込みも演奏も電子でスイスイこなす音楽仲間もいて、慣れれば利点は多いのかもしれません。有名なピアニストの親子で、お父さんは紙の楽譜、息子さんは電子楽譜でデュオの演奏会をされていたのも印象的でしたね。
本は時おり思い切って処分するのですが、楽譜だけは5歳でバイオリンを始めた時から一度も捨てたことがありません。「始めたばっかりの頃って、こんなことを注意されてたのね」とか「こんな練習曲やってたっけ?先生のところでお菓子もらったことばっかり覚えてるなぁ」など、昔の色あせた教本を見ると懐かしくも勉強になります。
…つまり、楽譜や専門書は毎年増える一方で、減ることはないのです。昨年は購入冊数も多く、一気に数十冊も増えてしまいました。ぁぁぁ…どうしたらいいのでしょう。既に棚に入り切らない楽譜が床の上に一山。今年は二山目が出来そうな予感。(買い込んでおいた素敵なカバリング用クロスを使う絶好のチャンスです‼!)
「設計士さんにお願いして壁一面に楽譜棚を作る」という同級生の話を羨ましく聞くばかりなのでした。
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