今年もブラックフライデーのシーズンがやって来ました!
私がネットショッピングで買いまくるのは服でも電化製品でもなく…
楽譜です‼
アメリカの大手楽譜通信販売店では頻繁にセールを開催していて、
なかでもブラックフライデーは割引率も高いのです。
「欲しい楽譜リスト」に登録しておいた、「今すぐ必要ではないけど安くなったら欲しいな~」
という楽譜をカートにポンポン入れてしまいます。(心の中で、仕事道具だから!と言い訳しながら)
国内で輸入楽譜を買うとそれなりのお値段になりますが、個人輸入だと半額で買えてしまうことも。
以前、珍しいパガニーニの楽譜を国内で探したら、なんと15,000円。
ひぇ~と弱気になりかけましたが、アメリカから半値ほどで取り寄せられることが分かりました。
しかし、そこからが一筋縄では行かず…
というのも、日本では「万一」くらいの頻度のお店側のミスが、海外では「十一」くらいの頻度で起きるのです。パート譜が抜けている、著しく破損している、納品書が他人のものと入れ替わっている、配達の追跡データも別人と取り違えられている…等々。色々な国のお店で楽譜や楽器パーツなどの買い物をしていますが、どこでも時々トラブルがあります。ついに受け取れずじまいで泣き寝入りしてしまったという教師仲間もいました。
この時も肝心のバイオリン・パート譜が抜けていて、お店に伝えると「すぐ送り直す」とのこと。しかし新しく受け取った楽譜は、またしてもピアノ伴奏譜だけ。
きっとイタリアの出版元を出発した時点で、入っていなかったのでしょう。
再び「絶対にパート譜があるはずです、出版社に確認してください!!」と訴え、三度目の正直でようやくヴァイオリンパートを手にし、演奏会で弾くことができました。
いろいろとありますが、やはり輸入楽譜をリーズナブルに入手できる利点は大きく、これからも利用するつもりです。生徒さんにも、安く海外の良質な楽譜を購入していただけますし。可能ならば荷物の追跡が可能な配送にすると安心ですね。トラブル時には英語でやりとりする必要はありますが、クレームを伝えればきちんと対処してもらえます。
輸入した楽譜いろいろ。ヴィオラ教本もあります。
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